無意識に黒を選びがち。

ストイック生きたいゆとり21歳。 Twitter @tubakist7

時給制で働いています

もうすぐ私はある仕事を始めて1年が経過する。

仕事といってもアルバイトだけど、高校生の頃から決めていた飲食チェーン店。

 

ずっと憧れていたから面接に通ったときは嬉しかったし、それなりに誇りをもって働いている。

でも約1年間続けてみてやっぱり表から見ているだけじゃわからないことってたくさんあるんだなぁって感じた。

 

私が働いているお店は接客に重きをおいていて、その雰囲気が好きでバイトすることを決めたんだけど、まーすごい。

何がすごいって、よく喋る。というか喋らなければいけない。

 

お客様との会話の仕方を教えてもらった感想が

 

え、水商売?

 

だった。

ちなみにうちはお酒も出していないし、もちろん水商売でもない。

 

でもみんな常連さんにはかわいがってもらっていて、

先輩が高めのタバコをどっさりもらっていたのを見たこともある。

(初めて来たお客さんを常連さんにしてしまう凄腕の先輩もいる。)

 

よく言えば愛されているのかもしれないが、すごい、と思う。

私はそういった光景を見ると、いまだに違和感で震える。

 

そんなお店にいるので、

私自身も名前を聞かれたり、差し入れをもらったりする。

 

気持ち悪いなんて思ったことはないし、

「いつもありがとうございます」という

いつものセリフも本当に思っているから、使っている。

 

うちで売ってる商品なんてコンビニにも売ってるし、

クックパッドに再現レシピものってる。ライバル店なんかそこらじゅうにある。

しかも値段設定はお世辞にも低いとは言えない。

 

でもわざわざココを選んで来店する。

なんならチェーン店なのに、支店を選んでくる人だっている。

 

 

完全勝利だ。。。

水商売風接客を取り入れたことによって多くの日本人を虜にした。

一番最初に考えついた人も優秀かもしれないが、

もっと評価されるべきなのは、形にした人だと思う。

 

店員のほとんどはアルバイト、

アルバイトのほとんどは学生。

 

今でこそブランドイメージもあって

働く側にもそれなりの意識はうまれやすい。

 

でもさ、名前も知らない店でなんとなくバイトしたい人にこのシステムを伝えたところで実践できる?

 

なかなか興味深い。

顧客獲得で重視するのは新規よりもリピーターが常識らしいけど、うまく回っているシステムだなぁと日々感心するばかりです。

 

 

ではきょうもお仕事にいってまいります