無意識に黒を選びがち。

ストイック生きたいゆとり21歳。 Twitter @tubakist7

「試着室で思い出したら本気の恋だと思う」を読んで

まあ話の中身はタイトル通りだよ。

短編小説で、主人公とストーリーが変わるんだけど、誰しもひとつくらいなら共感できるのがあるんだろうな、って感じ。それぞれ5人の主人公が試着室で店員さんとやりたりをしながら自分とその時の自分に合うお洋服を見つけるの。

 

本は1回読んだらすぐに処分しちゃうタイプなんだけど、これだけはなんとなく手元に置いておきたくて2回読んだ珍しい本。

 

「不倫はできるくせに、適当に恋愛できない生真面目さに自分でも腹が立った」ってフレーズがあるんだけど、うおおおって感じ。ルールを破るのと自分の心にウソをつくのは違うもんね。

 

 

ストーリーももちろんだけど、女の子たちが選ぶお洋服の描写が細かいのが私好み。活字を読んでるだけなのに、きちんとお洋服の細かい説明が描かれてるから、頭に絵が浮かんできて楽しいよ。白のカブリパンツとか背中の空いたドレスとか。

 

 

小説あんまり好きじゃない人も読める量なので、ぜひ♡